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ごあいさつ

初めまして!カッティングプロです。

この度ブログを開設しました。

「カッティングって何?」って方に簡単にご説明いたします。

 

【カッティングシート、インクジェットシートとは?】

ショッピングモールや車の窓などのガラス面に貼られているロゴや店名などといった装飾を街中などで度々見かけることありますよね?
このような装飾の素材として、一般的に粘着剤付きの塩ビフィルムシートが使われています。
塩化ビニール製の薄いシートの裏に、シール状にのりがついているもので、切って、貼って、はがすだけで、簡単にかつ自由に空間の演出ができる装飾用シートです。

 

ステッカーなど、ロゴデザインや文字列に加え、余白部分があり簡易なシールとは異なり、ロゴや文字列に沿ってカットが可能なため、かなり自由度の高い、繊細なデザインができるシールです。

これら塩ビフィルムシートには、「カッティングシート」と「インクジェットシート」の2種類があります。
各シートの特徴は違うため、用途に応じた使い分けをする必要があります。

 

【カッティングシートとインクジェットシートの違いとは?】

カッティングシート及びインクジェットシートの違いについてですが、メリットデメリットを簡単に言うと以下の図のような内容になります。

●カッティングシート
カッティングシートは、プロッターと呼ばれる専用の機械で加工することで、文字やロゴを表現していきます。
コンピューターでデザインデータを読み込み、そのデザインに添って看板に貼るための形にシートを加工し、要らない部分を削除していきます。
シートには屋内用、屋外用の2種類あります。
屋内用のものは粘着の性能や耐候性が屋外用と比べて劣りますが、安価で手に入れることが出来ます。
屋外用のものは反対に、少し割高にはなりますが粘着の性能や耐候性に優れています。
様々な色があり、フィルム自体に色がついているため発色が良く見栄えがよく、非常に低コストという様々なメリットがあります。
一方、難点として、単色のため表現方法に限りがあるという点があります。
また、サイズが小さく切り取りの作業実施が難しいデザインの場合はカッティングシートはあまり適していません。
文字数が多い場合などは、インクジェット出力シートに比べ割高になることもあります。

 

●インクジェットシート
インクジェットシートはご家庭にあるプリンターのように、看板の用のシートにデザインを印刷して製作します。
写真などを取り入れたデザインや、グラデーションを使用したい場合など、幅広いケースに低コストで対応可能です。
また、印刷後には、雨風に当ってもインクが落ちないよう、表面にラミネート加工を施すため、屋外でも安心して使用することもできます。
インクジェットシートには、電飾看板に使用できる光を透過するものもあれば、凹凸面に貼れるもの、透明のシートで透過性を持つもの、看板の種類やどの素材の貼るのかによっても種類が異なりますので、作りたい看板のイメージと合わせて、ご注文の際はご相談されることをおすすめします。

 

【まとめ】
表現したいデザイン、作りたい看板、貼る場所により使うシートは様々です。
これらを考慮しながら、私達はお客様からの問い合わせに対して、「カッティングシート」と「インクジェットシート」を使い分けてご提案させていただきます。